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日差しが気になってくるこの季節…赤ちゃんの紫外線対策ってどうしたらいいの!?日焼け止めはどれがいいの!?とお悩みではないでしょうか?

大切な我が子だからこそ、お肌のケアや紫外線対策には気をつかってあげたいですよね。

そんな悩めるママさんパパさんのために、現役ママおすすめの赤ちゃん用日焼け止め3選をご紹介します!

紫外線の正体や気を付けるべき日焼け止めの成分についても分かりやすく解説していきます。

紫外線の正体は3種類

紫外線(UV)には、実は波長域の異なる3種類があります。

  • UV-A → 真皮(皮膚の一番深い所)まで届き、皮膚の老化を促進
  • UV-B → 皮膚の表層に炎症を起こす
  • UV-C → オゾン層で吸収され、地上には届かない

UV-A

UV-Aは、窓ガラスを透過します。このUV-Aがシワやたるみの原因になることが分かっています。

UV-B

UV-Bは、紫外線の量としては少ないものの、日焼けの主な原因となる紫外線です。窓ガラスは透過しません。

しかし実は、体内でビタミンDを生成してくれる大事な紫外線でもあります。

UV-C

UV-Cはオゾン層で吸収されるため地上には届かず、地上にいる限りは日焼けの原因にはならない紫外線です。

つまり、日焼け対策で重要なのは、UV-AとUV-Bです。

季節や天候による紫外線量の差

季節による差

春から夏にかけて暖かくなり薄着になるため、紫外線対策には気をつかっている方が多いと思います。

では、季節ごとの紫外線量は実際どのくらいなのでしょうか?

気象庁が公表している2022年のUVインデックスのデータ(観測地:つくば)から解説します。

3月頃から紫外線量が増え始め、7~8月頃にピークを迎えます。

すでに5月の時点では、ピーク時の約70%の紫外線量が観測されています。

11~1月頃では紫外線量は少ないものの、ほぼ1年中、紫外線対策が必要であることが分かります。

天候による差

晴れの日を100%とすると、

曇りの日は約60%雨の日は約30%の紫外線が地表まで届いています。

曇りでも半分以上という結果は驚きですよね。

お天気の悪い日には、゛日焼け止めは塗らなくていっか~”とサボりがちの方が多いかもしれませんが、実は油断大敵です。

したがって、季節や天気に関係なく、赤ちゃんの紫外線対策はとても重要です。

日焼け止めのSPF・PA とは?

SPFとは

SPFとは、UV-Bを防ぐ効果指数のことで、1単位=約20分です。

1〜50+までの数値で表され、数値が大きければ大きいほどUV-Bに対する防御効果が高くなっています。

例えば、SPF20なら、

20分×20(SPF) = 400分(≒6時間半) の日焼け止め効果があるということになります。

SPF50なら、

20分×50(SPF) = 1,000分(≒16.6時間) という計算になり、真夏の日照時間を考えても十分すぎるほどの効果があります。

PAとは

PAとは、UV-Aを防ぐ効果指数のことです。

4段階の「+」マークで表示され、「+」の数が増えるほどUV-Aに対する防御効果が高くなっています。

つまり、「PA++++」という表記の商品が最強ということになります。

※このSPFとPAの効果は、1cm²に2mg塗布した場合の測定値を基準としています。

実際のところ、ほとんどの人はこの1/4~1/2程度しか塗れていないのだとか…

ということは、効果も…半分以下!? と思うと、ちょっと恐ろしいですね。

日焼け止めはケチらず、贅沢に塗ってください。

日焼け止めの成分について

日焼け止めの成分中には、紫外線吸収剤紫外線散乱剤といった成分が含まれており、紫外線が皮膚に届くのをブロックしています。

紫外線吸収剤

吸収剤そのものが紫外線を吸収し、皮膚に紫外線が届くのを防いでくれる作用があります。

《特徴》

  • 白くなりにくい
  • 高SPFの日焼け止めによく使われている
  • 肌が弱い人や敏感肌の人は肌荒れを起こしやすい
  • 最近の研究で、一部の吸収剤は体内に取り込まれ血中に流れこんでいることが判明(有害な報告は今のところなし)
  • 上記の悪影響を防ぐため、紫外線吸収剤をカプセル化して配合している商品あり

紫外線散乱剤

紫外線を反射・散乱させ、紫外線が皮膚に届かないようにする作用があります。

《特徴》

  • 肌に優しいものが多い
  • 白浮きして見える場合がある
  • 紫外線吸収剤と比べると、UVカット効果は穏やか
  • 「酸化チタン」と「酸化亜鉛」は体内に取り込まれないため、安全性が高い
  • 「ノンケミカル」表示がある商品は、紫外線散乱剤のみを使用している

赤ちゃんの紫外線対策ポイント3つ

① 日焼け止めは生後6ヶ月以降から!

生後6か月未満の乳児は皮膚が薄すぎるため、日焼け止めの使用は推奨されていません

「0か月からOK」といった表示があっても、注意が必要です。

まずは、紫外線を直接浴びないように衣服で覆ったり、ベビーカーの屋根を付けるなどして対策をしましょう。

② SPF20~30程度のもので十分

前述のとおり、SPF20であっても、正しく塗れていれば約6時間半の間日焼け止め効果が持続します。

ただし、汗をかいたり、こすってしまったりなど、日焼け止めが落ちてしまう状況はたくさんありますので、2〜3時間おきに塗り直すことをおすすめします

③ 物理的遮断(衣服帽子・日除けなど)を併用する

日焼け止めだけでなく、帽子をかぶったりUVカット素材の衣服を着用したりするなど、紫外線を物理的に遮断することも効果的です。

赤ちゃん用日焼け止め おすすめ3選!

現役ママおすすめの日焼け止め3選をご紹介します!

すべて実際に使用して、使用感を確かめています。

【ピジョン】 UVベビーミルク Wプロテクト SPF20
総合評価 :4.5

¥878(税込)…1gあたり約20円
ピジョン公式オンラインショップ / 楽天市場

赤ちゃんのお肌に配慮してつくられた、ウォーターベースの日焼け止め。敏感肌でも使えて、お湯で簡単に落とせるのが嬉しいポイント。
紫外線だけでなく、花粉・PM2.5からもお肌をバリア。

メリット
  • 紫外線吸収剤・パラベン・アルコール・香料不使用
  • さらっと軽いミルクタイプで白くならない
  • 保湿成分(セラミドNP・ヒアルロン酸Na)配合で、お肌のうるおいをキープ
  • 紫外線と微粒子をダブルでブロック
  • ドラッグストアや西松屋などでも手に入りやすく、安価
デメリット
  • サラサラなので薄く塗り伸ばしがち
  • 汗で落ちやすい
【ママ&キッズ】 UVライトベール SPF23 PA++
総合評価 :4.5

¥2640(税込)…1gあたり約29円
ナチュラルサイエンス 公式オンラインショップ / 楽天市場

肌にやさしいカプセルインUVシールド処方で紫外線を強力にブロック。
低刺激性の乳液タイプで使いやすく、敏感肌や赤ちゃんの肌にも安心。
せっけんで簡単に落とすことができるためお手入れが簡単。

メリット
  • カプセルインUVシールド処方
  • 白くならない乳液タイプ
  • パラベン・アルコール・香料・着色料不使用
  • せっけんで簡単に落とせる
  • 大型ベビー用品店やイオンなどでも入手可
デメリット
  • 高価
  • 西松屋やドラッグストアでは手に入らない
【マミー】 UVピュアクリーム SPF29 PA+++
総合評価 :4.5

¥990(税込)…1gあたり約22円
伊勢半 オンラインストア / 楽天市場
2023年にマミーシリーズに新登場した、紫外線不使用タイプの日焼け止め。
SPF29のため、日中の強い日差しから長時間守れて安心。
80%食品成分からつくられており、お子様に優しい無添加&低刺激性が特徴。

メリット
  • SPF29/PA+++のため、紫外線吸収剤不使用の日焼け止めの中では効果高め
  • 鉱物油・防腐剤・香料・着色料・アルコール不使用
  • 塗りやすいクリームタイプ
  • 食品成分を80%使用し、お肌に優しい設計
  • ドラッグストアや西松屋などでも手に入りやすく、比較的安価
デメリット
  • 若干白くなりやすい

どれも使用感はとても良く、紫外線吸収剤を使用していないため安心です。

それぞれメリットとデメリットがあるため、ぜひ使用する場面やお子様に合ったものを選んであげてください。

初めて使用する場合は、一部分だけに塗ってみて肌トラブルが起きないかどうかも必ずチェックしてあげてくださいね。

赤ちゃんとのお出かけ時の紫外線対策に、お役立ていただけたら嬉しいです!