資格取得への意識が高まっている今、 「何か資格を取りたいな〜」と考えている方も多いのではないでしょうか。
私は2歳児を育てながらフルタイムで働きつつ、2023年1月に受検してFP3級を取得しました。
勉強期間は2ヶ月、独学です。 (総勉強時間は48時間でした)
FP3級は比較的簡単に取得しやすく、家計管理や人生設計などにもすぐに生かせるため、取得するデメリットがない資格の一つです。
そしてなんといっても国家資格なので、履歴書映えする上に勉強熱心かつ真面目アピールもでき、転職を考えている方やママさんにもオススメです。
ここではFP3級の取得を考えている方に、たったの2ヶ月で合格できる勉強法を伝授します!
育児しながらでも、仕事しながらでも、資格取得は可能です! やればできる!
【 FP資格の特徴 】
ファイナンシャルプランナー(FP)の資格は、 FP技能検定(1〜3級)と、上級資格のCFP®・AFP資格があります。
(CFP®・AFP資格については、 2級合格以降に認定研修等を受けて取得できる資格なので、ここでは省略します。 )
FP3級の試験は、学科試験と実技試験で構成されており、試験は昼をまたいで午前が学科・午後が実技となっています。
詳細を知りたい方はこちら↓
受検者の年齢層は幅広く、学生さんからおじさんおばさんまで男女問わず様々な方が受検しています。
会場が遠い方は前泊して受検する方もいるようです。
試験範囲は1〜3級すべて同じですが、3級はあっさりとした概論で、1級に向かってだんだん内容が細かくなっていくイメージです。 日常生活に生かすのが目的であれば、3級を持っていれば十分です。
試験は、日本FP協会と一般社団法人 金融財政事情研究会(通称 : 金財)の2団体で実施しており、 年3回 (1月、5月、9月)、 全国47都道府県で受検できます。
どちらも受検料は ¥8,000(学科¥4,000、 実技¥4,000)で、学科試験は共通です。
違いがあるのは実技試験の科目で、金財のみ2択となっています。
(実技といっても選択肢から選ぶマーク式なのでご安心ください)
受検申請期間は試験の2ヶ月前頃に設定されていますので、 3級に関しては申し込みをしてから勉強を始めても十分間に合います。
2団体どちらも学科試験は共通ですが、実技試験の内容が異なります。
- (日本FP協会) 資産設計提案業務
- (金財) ①個人資産相談業務
- (金財) ②保険顧客資産相談業務
↑上記の3パターンから選択して、どちらかの団体に申し込みをしてください。
日本FP協会と金財のそれぞれで差があり、日本FP協会の方が合格率が高くなっています。
しかし実際のところ、金融系や保険業界などの企業において金財での受検が義務付けられていたりする関係で、勉強不足のまま受ける人が多いから…という説もあります。
2023年1月試験時のデータによると、
日本FP協会における合格率は、 学科85%、 実技88%で、 合格者数は33,275名。
金財における合格率は、 学科56%、 実技 ①68% ・ ②40% で、 合格者数は10,907名とのことでした。
【 独学に最適なオススメ教材 】
1点注意してほしいのが、試験内容に反映される法令等の基準日が10月1日であることです。
参考書や教材などは、最新情報を反映して毎年改定されていますので、必ず最新版の教材を使用してください。
ただし、 「参考書買ってたのに受検のタイミングを逃してしまった…」という場合でも、その都度最新情報を調べて書き足していけば買い直しは不要です。
( 現に私はこのパターンで、教科書は2年前のもの、問題集は最新版を使用していましたが、ちゃんと合格できました。 )
受検生の圧倒的なシェアを得ているのは、 ” みん欲し!シリーズ ” です。
会場でもほとんどの人がこれを手に持っていました。
【 勉強方法 】
《 勉強効率化アプリ 》
① Studyplus ( スタディプラス )
目標設定や勉強時間・内容などが記録でき、同じ資格取得に向けて頑張っている仲間たちのタイムラインが見れます。
勉強の進捗管理とモチベーションの維持のために、活用することをオススメします!
② 過去問道場 – FP3級ドットコム ( Webブラウザで利用 )
現在学科試験問題は2700問あり、ひたすら過去問を解きまくることができるのでオススメです。 古い問題も、 最新法令対応済なので安心して勉強できます。
他にもFP3級の勉強アプリがありますが、過去問道場に勝るものは無いです。 これが無料で使えるなんて凄すぎる!
スマホ学習ができるので、ちょっとしたスキマ時間にも勉強することができます。 学科版/実技版に分かれているので、適宜使い分けてください。
《 勉強の進め方 6ステップ》
みん欲し!にも記載されている勉強法を私なりにアレンジしました。
ちゃんと知識をつけながら資格を取るために、一番効率的な進め方です。
別の教材・別の資格にも応用できると思います。
(チャプター順じゃなくてOK)
※この時、 間違えた問題や迷った問題には印を付けておくとgood◎
(時間がなければ、 間違えた問題だけでもOK)
(総合問題にも過去問が使われているので、物足りない人は予想問題集を購入して解くと良いと思います)
ちなみに3周目以降は、もう問題と回答を覚えてしまっていて意味がないのでオススメしません。
★過去問道場はテキストを広げて勉強できない時に活用してください。 設定で出題範囲を絞ることもできます。
★余力があれば、自分が受検する科目以外の実技問題を解いてみてもいいと思います! 問題の傾向が違うので解きにくいかもしれませんが、知識としては幅が広がるので対策としては有効です。
【 最後に 】
1日1時間を目安に時間を捻出して対策をすれば、独学でも2ヶ月で十分に合格を目指すことができます!
勉強できない日があっても大丈夫。
ちょっとしたスキマ時間にコツコツ続けて、FP3級取得に向けて頑張ってください!